RVでの旅行を検討する前に知っておきたい長所と短所

近年RVを利用してキャンプを楽しむ人の人口が増えています。大家族の人やシニア層の方は、これからRVを購入しようかと検討している人も多いことでしょう。しかし、RVもいいことばかりではありません。

そこで本記事では、RVを購入する前に知っておきたいRVの長所と短所を紹介します。

RVのメリット

①移動に便利

RVはボディが大きいため、駆動の構造に工夫があることに加えて、大きいタイヤを装着することができます。これは、通常の車よりも悪路に耐えることができることを意味します。そのため、砂利道や雪道でも安心して走ることができます。

アウトドアやウィンタースポーツで整備されていない道を走る時など、RVは大きな味方となります。

②荷物をたくさん積める

キャンプの際やウィンタースポーツを楽しみたい際は、テントやサーフボード、スノーボードなど大きい荷物が多く発生します。RVではそのようなシーンにも対応できるよう、荷物の収納スペースを広く確保しているのが特徴です。

また、ルーフキャリアを取りつけたとしても安定感があり、荷物が多いときでも問題なく移動をすることができます。

③視界がいい

RVを実際に運転したことがある人から多くある感想が、運転がしやすいということです。RVは車高が高いため、視界が広く遠くまで見渡すことができます。そのため、通常の車よりも運転がしやすく、気持ちよさも倍増します。

RVのデメリット

①駐車に困る

車高が高いということは運転がしやすいというメリットでもありますが、デメリットにもなります。車高が高いと立体駐車場に駐車できないことが多いのです。立体駐車場は低いところだと高さが1,550ミリほどしかなく、RVでは収まらない場合が多くあります。そのため、外出した際に、なかなか駐車できる場所を見つけられないということがあります。

また、マンションなどの駐車場に駐車できないことも考えられます。そのため、RVを購入する際には、車高や車幅をしっかりと確認する必要があります。

②燃費が悪い

RVはボディが大きく、車体が重くなっているため、通常の車よりも燃費が悪くなります。車高が高いのも空気抵抗を受け、燃費を下げる原因の1つとなっています。そのため、通常の車よりもガソリン代が高くなってしますのです。近年では燃費が改善されたハイブリッド車も製造されているので、燃費の悪さが気になる場合は、それらを検討してみるのもいいでしょう。

③維持費が高い

RVは重量が高く、万が一事故を起こしてしまった際に、相手に大きな損害を与えてしまいがちです。そのため、あらかじめ保険料を高めに設定している保険会社が多いのが特徴です。

また、破損があった際など、RVは一般車よりも修理費が高くなる傾向があります。