キャンプ中の食べ物の保管方法のコツ

キャンプ中に気を付けなければいけないことの1つは、食べ物の保管方法です。保存場所が限られているかつ、暑い夏に行うことが多いキャンプ中では、普段以上に食べ物の管理には気を付けていないと、せっかくの楽しいキャンプが台無しになってしまう可能性があります。

そこで本記事では、キャンプ中に食べ物を正しく、そして新鮮に保つ方法を紹介します。

ポイント1.クーラーボックスはハードタイプがおすすめ

クーラーボックスには、ハードクーラーとソフトクーラーがあります。この2つでは、周囲が厚く作られているハードクーラーの方が保冷力が強くキャンプには向いています。

また、ハードクーラーはパタンと簡単にフタを閉めることができるため、ファスナーで開閉するソフトクーラーよりも冷気を逃がさず、保冷力を持続することができます。容量も40~50Lと大きいので、家族4~5人の食料であっても十分収めることができます。

ポイント2.クーラーボックスは直接地面に置かない

クーラーボックスを地面に直接おいてしまうと、地面からの熱でクーラーボックスが熱されてしまいます。これではせっかくの食材が傷んでしまいます。

そのため、クーラーボックスを地面に置く際は、銀マットなどの断熱シートを必ず下に敷くようにしましょう。これだけで地面からの熱を防ぐことができます。

ポイント3.野菜などの食材は冷やしすぎない

食材はとにかく冷やしておけばいい、ということではありません。氷と直接触れたりして氷点下となると、冷凍焼けのような状態になることもあります。家庭の冷蔵庫でも野菜室は10℃程度に設定されています。

そのため、クーラーボックスなどに野菜を保存する場合は、新聞紙でくるんだり、容器に入れるなど、直接氷や保冷剤に触れないようにしましょう。

ポイント4.水ペットボトルを凍らせて保冷剤にする

保冷剤を大量に持ってくと荷物となり、持ち帰ってこなければいけないという手間もあります。そこでおすすめなのが、ペットボトルに水を入れて持っていくという方法です。これであれば溶けてしまった場合は飲料水として飲んだり、調理に使用することができます。

2Lの水ペットボトルであれば保冷力も強いのでおすすめです。

ポイント5.野菜は密閉する

キャンプの際は、すぐに調理できるよう野菜を自宅で切ってから持っていくことが多いでしょう。切った野菜は必ずジップロックやタッパーなどに入れて密閉するようにしましょう。こうすることで傷みや変色を防ぐことができます。また、切った野菜を濡らしたキッチンペーパーに包んでおくと、翌日でも新鮮さを保つことができます。